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犬糸状虫症(フィラリア症)とは??

蚊の媒介により、犬から犬へと感染をしていく病気です。
白く細長いそうめん状の虫体(フィラリア成虫)が肺動脈や右心室に寄生し、右心不全をはじめとして肝臓、腎臓、肺などに障害を起こします。

症状

慢性症状と急性症状と二種類あり、慢性症状がフィラリア症の95%を占めると言われています。
また、急性症状が出てしまった時には緊急手術が必要になります。

慢性症状

運動を嫌う
疲れやすい
辛そうに歩く など

  • 発咳
  • 運動不耐性
  • 体重減少
  • (重篤になると)腹水
  • 失神

急性症状

  • 血色素尿(赤ワインのような色の尿)
  • 虚脱(力が抜けぐったりすること)
  • 急激な食欲不振
  • 元気消失
  • 突然死

 

フィラリア症を防ぐには?

  • 毎月一回飲むタイプのフィラリア予防薬を必要期間内投与する。
    (錠剤タイプとチュアブルタイプの2種類があります)
  • 12か月間効果のあるフィラリア予防の注射を接種する。
    ※6ヶ月効果の注射は販売停止のため、現在は12ヶ月効果の注射のみとなっております。

上記のいづれかの方法で予防していただく必要があります。

予防の前に!!!!
フィラリアを予防する前にフィラリアにかかっていないか確認する必要があります。

フィラリアにかかっているワンちゃんは、多くの場合血液中に多数のフィラリアの赤ちゃん(ミクロフィラリア)がいる状態です、それを知らずにフィラリア予防薬を使用してしまうと、アレルギー反応を起こして突然死したり、薬で死滅したミクロフィラリアが肺や腎臓に詰まって肺炎や腎炎を起こしたり、フィラリアの急性症状を招いたりすることがあります。

せっかく予防しようと思ったのに、それが原因で調子を悪くするのは嫌ですよね。そうならないためにも予防前にはフィラリアの検査を行う必要があります。

 

フィラリアの予防必要期間

フィラリア予防必要期間は【蚊が出始めてから一ヶ月後】から【蚊を見かけなくなって1ヶ月後】までです。

飲み薬タイプのお薬の投与について

毎月一回、投薬での予防の場合は正しく確実に投薬する必要があります。

以下をしっかり守って投薬しましょう

予防開始と予防終りが適切な時期である。

松伏周辺ですと、目安として大体4月下旬~11月下旬が予防期間です。そのため年に8ヶ月間フィラリア予防薬の投与が必要になります。
(予防期間については、家の周囲の環境やその年の気温により大きく変化します。毎年変わる可能性もありますので、その年ごとに確認することをおすすめします。)
※当院でフィラリア予防をしていただいている場合は、予防開始時期をハガキでお知らせしております。

体重の変動が予防薬の範囲内である。

お薬は体重によりサイズや個数が変わります。体重が増えすぎてしまって予防薬の許容範囲を超えてしまうと、せっかく飲ませていても予防できていないのと同じ状態になってしまいます。

お薬をもらう際には何kgまで大丈夫なお薬なのか確認をして、範囲のギリギリの場合は毎月投与前に体重をチェックすることをおすすめします。
また、心配な場合には一つ上のサイズのお薬で予防していただく事も出来ます。フィラリア予防のお薬は多く飲んだとしても体に害はありません。

投与予定日に投薬できた。(投与間隔が33日以内である)

その年の一番初めにお薬をお出しする際には必ず投与予定日をお伝えします。
実際に投薬した日がその投与予定日より5日以上のズレがあった場合、完璧な予防とは言えずフィラリアに感染してしまう可能性が出てきます。

お薬の飲ませ忘れがなく、すべて完璧に投薬できた。

・すべて投薬したつもりでいたけどお薬が1回分余っていた・・・とか
・そういえばお薬飲ませたあとに吐いたことがあった・・・とか
・お薬をあげた時には気がつかなかったけど、少し経ってからハウスの奥にお薬半分もしくはお薬全部出していたのを見つけた・・・  など
実は内服が完璧にできていなかった、なんてこともあります。
お薬をワンちゃんが内服できたかは、毎月の投薬の際にしっかりと確認しましょう。

お注射での予防について

12か月間効果のあるフィラリア予防のお注射

注射の場合は、一年に一回フィラリア予防の注射を接種していただければ予防は完了になります。

また、飲み薬と同じように注射での予防も体重によって用量が変わってきます。飲み薬と違って体重が増えても、途中でお薬の量を増やすということはできませんので、体重の増加には特に注意が必要です。

 

フィラリア感染のサイクル

フィラリアに感染している動物の心臓には多数のフィラリアの成虫が存在しており、多くの場合フィラリア成虫はその動物の血液中にミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)を産んでいます。

感染幼虫に発育

そのような状態のフィラリア感染動物の血を蚊が吸血する時に、血液中にいるミクロフィラリア(L1)を蚊の体内に取り込みます。
そして蚊の体内に取り込まれたミクロフィラリアは2回の脱皮を経て感染幼虫(L3)へと成長をします。
※(この時気温が15.6℃以下だと蚊の体内でミクロフィラリアは成長できないと言われています。)
※ミクロフィラリアは感染幼虫(L3)まで成長しないと犬の体内には侵入できません。

感染幼虫(L3)を持った蚊に吸血されると、感染幼虫(L3)が皮下に侵入します。
そして、体内移行幼虫(L4)に成長し皮下・筋肉などを通り血管を目指します。

フィラリアの予防

フィラリアの予防はここで行います。
予防というので、体に入る前に入れない様にするというイメージをしてしまいますが、実際は、体内に入ってきたフィラリアの幼虫(L3)(L4)を駆虫しています。当院で処方しているお薬は皮下~筋肉にいるフィラリアの幼虫(L3)(L4)を殺すお薬です。

皮下、筋肉を移動しながら、もう一度脱皮成長をし、未成熟虫(L5)になります。
ここまで成長すると血管内侵入できるようになります。
そして血管内に侵入した未成熟虫(L5)は血流に乗って肺動脈まで移動します。

肺動脈にたどり着いた未成熟虫(L5)は、肺動脈の中で成虫へと成長します。
この成虫というのが白く細長いそうめん状の虫体、フィラリアです。
フィラリアは動物の体内に幼虫の状態で侵入し、6ヶ月かけて成虫に成長します。そして血液中にミクロフィラリア(L1)を産みはじめるのです。

フィラリアの検査

フィラリアの検査はフィラリアの成虫を検出するものです。
そのため「あ~うっかり飲ませ忘れた!!」なんて思ったときにすぐに検査をしても、フィラリアに感染したかどうかというのはわかりません。
フィラリアに感染した?と、調べたい場合には【うっかり忘れてしまった!】から6ヶ月以上経ってからの検査が必要になります。このような場合、うっかりフィラリアに感染してしまったかも・・の後でもフィラリア予防しする意味あるの??と思う方もいるかもしれません。
もちろん、感染していないかもしれないので、そのためにも予防継続は必要です。
そして運悪く感染していた場合にも、最低限の感染で抑えるという意味でも予防の継続は重要になります。

フィラリアに感染してしまった時に、フィラリアの感染量が多いか少ないかでその後の症状や治療に大きな差が出てきます。

電話にてお問い合わせください。
048-992-2299

おがわ動物病院【画像】

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埼玉県北葛飾郡松伏町松葉1-6-2
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