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犬の膝蓋骨脱臼

2017.09.11


犬の膝蓋骨脱臼

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【膝蓋骨とは?】

いわゆる膝のお皿のことで、膝の滑らかな動きに役立っています。

 

【症状】

跛行(びっこ)が時々〜常に見られたり、足を上げて3本足で歩く状態になったりします。また、歩き始めにスキップをしたり、後ろに足を伸ばす仕草が見られることもあります。症状が特になく、身体検査で発見されることも多いですが、脱臼を繰り返していると、関節炎を引き起こしたり、前十字靱帯(膝関節の靱帯)を痛めて症状が深刻化することもあります。

 

【原因】

遺伝的・先天的によるものが多く、後天性のものでは落下などの外傷が原因になる事が多いです。

 

【脱臼の種類】(主に2つあります)

1.内方脱臼

小型犬に多く、特にポメラニアン・ヨークシャーテリア・柴・チワワなどによく見られます。

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立っているときの姿勢は、両膝がO脚のように離れて見えます。

 

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2.外方脱臼

大型犬に多く、特にフラットコーテッドレトリーバー・ゴールデンレトリーバー・グレートデーン・グレートピレニーズなどによくみられます。立っているときの姿勢は、両膝が近づいて見えます。

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【診断】

触診の時に、膝蓋骨に力を加えたり、屈伸させることで膝蓋骨が脱臼するのを確認します。また、X線検査で脱臼の程度や、後肢の骨の変形を確認します。

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【治療】

●内方脱臼
脱臼の程度(グレード)や年齢によって、経過観察の場合と手術を勧める場合があります。

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普段ははまっているが、触診で外れる

経過観察

グレード2

屈伸等をした時に、自然に外れ跛行が時々見られる

手術が

勧められる

グレード3

常に脱臼したままで、触診で戻すことが出来るが、足を引きずったり、足を上げたまま歩く事が多くなる。

グレード4

常に脱臼していて、戻すことも出来ない。脛の骨が変形し、膝を曲げたままの状態で歩いたり歩けなくなる場合もある。

 

 





 

 

 

 

中でも・成長期の早い段階で脱臼が分かった場合
   ・変形した足を矯正できる可能性がある場合
   ・歩行以上が見られる場合
上記の場合には、将来的に、関節炎や靱帯断裂を引き起こす可能性があるので、特に手術が適応になります。

逆に・生後2〜3ヶ月の子犬
  ・成長後で跛行などの症状がない
  ・中高齢で、骨の変形が重度の場合や、手術後のリハビリが困難だと
   考えられる場合
上記の場合には、経過観察をしながら、痛み止めやサプリメントの投与が有効です。

外方脱臼
跛行や骨の変形等の症状が進行していく可能性が高いので、早期の手術が適応になります。

 

【予防】

先天性疾患には、完全な予防法は無いですが、膝に負担がかからないような生活を心掛けることが大切です。

・滑りやすい床(フローリングなど)にはマットを敷く。

・素因がある場合は、ジャンプやソファーの飛び乗り降りをひかえる。

・体重を増やしすぎない

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【病院から一言】

子犬の頃は問題が無くても、2歳3歳と成長していくにつれ症状が出てくる場合もありますので、何か気になる症状仕草などありましたらお気軽にご相談下さい。

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おがわ動物病院【画像】

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