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秋の散歩で要注意|愛犬を守るマダニ対策完全ガイド

2024.11.19

秋の散歩で要注意|愛犬を守るマダニ対策完全ガイド

 

秋の気候は風が心地よく、愛犬との散歩がより楽しくなる季節ですね。しかし、同時に気をつけたいのが「マダニ」の存在です。秋はマダニの活動が活発になり、愛犬の健康に大きなリスクをもたらす季節でもあります。特に犬は散歩で草むらや森林に入ることが多いため、マダニに遭遇するリスクが高くなります。

今回は秋の散歩で注意したいマダニ対策について、健康リスクや予防法などをご紹介します。

 

 

■目次
1.なぜこの時期にマダニによる被害が多いのか?
2.マダニがもたらす健康リスク
3.愛犬をマダニから守る予防法
4.マダニが付いてしまったら
5.秋の散歩を安全に楽しむポイント
6.まとめ

 

 


なぜこの時期にマダニによる被害が多いのか?

マダニは春から秋にかけて活動が盛んですが、特に秋はマダニの繁殖期です。この時期、マダニは新たな宿主を探して活発に動き回り、犬が散歩する草むらや森林で多く見られるようになります。特に若いマダニが大量に発生する秋は、要注意の季節といえます。

 

 

 

マダニがもたらす健康リスク

マダニは単に吸血するだけでなく、さまざまな病気を媒介する危険な寄生虫です。マダニによって引き起こされる病気には以下が挙げられます。

 

バベシア症

マダニが媒介する原虫が赤血球を破壊し、重度の貧血を引き起こします。症状には発熱、食欲不振、黄疸などが見られ、重篤な場合には命に関わることもあります。

 

ライム病

関節炎や発熱、食欲不振などが引き起こされます。ライム病は犬だけでなく人間にも感染する可能性があるため、家族全体での予防が必要です。

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

マダニが媒介するウイルスによるもので、高熱や嘔吐、下痢などの症状が見られます。SFTSは人にも感染し、重症化すると命に関わることもあります。

 

これらの病気は早期発見と適切な治療が重要です。愛犬が普段と異なる様子を見せたら、すぐに動物病院に相談することが大切です。

 

 

 

愛犬をマダニから守る予防法

マダニから愛犬を守るには、以下の方法が効果的です。

 

散歩後のチェックと早期駆除

散歩後は、毎回愛犬の体全体をチェックしましょう。マダニは小さく見つけにくいですが、顔や耳の周り、脇の下、足の間などに付着しやすい場所があるため、特に念入りに確認してください。

 

マダニ予防薬の使用

定期的に予防薬を使用することで、マダニから愛犬を守ることができます。最近では、フィラリア予防とマダニ予防が一つになったオールインワンタイプの薬が普及しており、月に一度の投与で済むため手軽で効果的です。また、予防薬は獣医師と相談して、愛犬に合った薬を選びましょう

 

 

環境管理の徹底

庭や散歩コースに注意を払いましょう。自宅の庭は定期的に手入れを行い、散歩では草むらや藪を避け、できるだけ舗装された道や手入れの行き届いた公園を選びましょう

 

 

 

マダニが付いてしまったら

もし、愛犬がマダニに付着してしまったら、決して無理に引っ張ったり潰したりしないでください。マダニの体液が体内に入ると、感染のリスクが高まる可能性があります。そのため、専用のマダニ除去器具を使用するか、すぐに動物病院で処置を受けることが最も安全です。自己判断での対処は避け、必ず獣医師の指示を仰ぎましょう。

 

 


秋の散歩を安全に楽しむポイント

愛犬との散歩を安全に楽しむために、次のポイントに注意しましょう。

 

散歩コースの選択

前述したとおり、舗装された道や手入れの行き届いた場所を選ぶと、マダニのリスクを減らせます。

 

毛のケア

日常的にブラッシングや定期的にグルーミング行うことで、マダニを発見しやすくするだけでなく、愛犬の被毛を健康に保つことができます。

 

適切な服装

マダニが付きにくい素材の洋服を愛犬に着せるのも有効です。また、ナイロン製などの化学繊維は比較的マダニが付きにくいです。

 

散歩後のチェック

散歩後に体全体をチェックする習慣をつけましょう。

 

 

 

まとめ:愛犬との秋の楽しみ方

秋の散歩は、愛犬との時間を楽しむ気候が心地よい季節です。しかし、マダニのリスクを忘れず、しっかりと対策を取ることが大切です。オールインワンの予防薬や環境管理、そして散歩後のチェックを組み合わせて、予防することが大切です。

また、定期的に健康チェックを受け、マダニ対策だけでなく、総合的な健康管理も一環して行うことが重要です。

 


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