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インコなどの鳥の爪切り、羽切りについて┃具体的なケアの方法や頻度は?

2024.03.01

鳥の爪切り・羽切り

 

犬や猫と同じように、鳥にもさまざまなケアが必要になります。特に爪切りや羽切りといったグルーミングはこまめに行う必要がありますが、その重要性や頻度などを知りたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は鳥のケアについての重要性や頻度、方法などを詳しくご紹介していきます。

 

■目次
1.ケアの重要性
2.ケアのご紹介
3.まとめ


ケアの重要性

鳥に必要な日常的なケアとしては、爪切りと羽切りが挙げられます。

 

鳥は本来であれば木に止まることで自然に爪が削れるため、爪切りを行う必要はありません。しかし、飼育下では爪が削れるペースよりも伸びるペースの方が早く多いため、爪切りを行わなければ爪がどんどん伸びてしまいます。
爪が伸びてしまうと止まり木やカーテンなどに引っかかって爪が折れてしまったり、自分の体や飼い主様を引っ掻いて傷ができてしまったりします

また、爪が引っかかったまま暴れてしまうと骨折をするリスクもあるため、伸びてきたタイミングで切るようにしましょう。

 

一方、羽切りについては必ずしも大切なケアではありません。というのも、羽切りは主に、部屋の中に放鳥した際に窓から脱走するのを防ぐために行うからです

 

鳥は本来飛ぶ生き物なので、鳥にストレスがかかったり、運動不足に陥ったりする側面もあり、羽切りについては賛否両論があります。
そのため、当院では1枚ずつ間隔をあけて羽を切る方法を採用しています。
こうすることで上をホバリングさせるくらい飛べる状態にでき、何かあったときに逃げることもできます。

 

ケアのご紹介

ここでは鳥の爪切りと羽切りの方法についてご紹介していきます。

 

<爪切り>
爪切りの頻度は1ヶ月に1回を目安に行いましょう
ただし、爪が伸びる速さは種類や個体によって差があります。そのため、爪が少し引っかかるようになり、少し丸まってきたら爪が伸びてきている証拠なので、必ず爪切りを行いましょう。

もし、ご自宅で爪切りを行う場合はニッパーを使用し、爪の先端を少しずつ切ります。

 

また、爪の中にも血管があるため、深爪をすると出血をしてしまいます。出血量が少なくみえても鳥にとっては命取りになる場合があるため、必ず止血剤(クイックストップなど)も用意して、出血をしてしまったら直ちに止血を行いましょう

 

<羽切り>
羽切りは1度やったら終わりというわけではなく、羽の生え変わりに合わせて3ヶ月に1回程の頻度で行います。羽切りを行う際は、「風切り羽」という後縁に一列に並んでいる羽のうち、翼の先端(一番外側)にある「初列風切り羽」を切ります。

 

まとめ

鳥のケアはご自宅で行っていただくことも可能ですが、保定(動かないようにおさえておくこと)に慣れていないと事故につながる恐れがあります
また、ケアに失敗してしまった場合、鳥と飼い主様との信頼関係にひびが入ることもあるため、お家でのケアが難しい場合はお気軽に当院までご相談ください

 

◼️鳥の病気についてはこちらから
セキセイインコやコザクラインコに多く見られる、鳥の「メガバクテリア症」

 

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