エキゾチックアニマル

Exotic Animal
エキゾチックアニマルの
適切な飼育と健康管理
エキゾチックアニマル
エキゾチックアニマルとは、犬や猫以外のペットとして飼育されている動物の総称です。
近年では、犬猫以外のさまざまな動物をエキゾチックアニマルと呼ぶことが増えており、その飼育数も増加傾向にあります。
エキゾチックアニマルと一口に言っても、動物の種類によって食事や飼育方法、病気や治療法が大きく異なります。
エキゾチックアニマルの飼育環境は、野生時の環境に近づけることが重要であると言われています。
ウサギ

うさぎは犬猫などの肉食系動物とは異なり、完全草食動物のウサギは犬猫と異なり発達した盲腸を有しており、常に食べ続けるための消化器となっています。その特性から消化管うっ滞(食滞)による食欲不振や体調不良が起こることが多く、症状も軽度から重度のもの、急性や慢性のものなどさまざまです。
また、切歯と臼歯いずれも生涯にわたり伸びつづけるという特徴があり、歯の噛み合わせの異常(不正咬合)やそれに関連した口内や顎、眼、鼻等のトラブルもよく見られます。
うさぎの歯は一生のび続けるので、常にモグモグとすり潰しながら食べることが重要です。ペレットもなるべく粗繊維の多いものを選ぶと良いでしょう。
ウサギの飼育のポイント
うさぎはとてもデリケートな生き物です。そのため、ストレスを溜めないために、ケージの掃除、適切な水や食事、部屋の中や外での適度な運動など、伸び伸びと生活できる環境を作ってあげましょう。
毛球症予防には、被毛のブラッシングも重要です。特に換毛期には入念に行うと良いでしょう。
ハムスター

ハムスターのように小さな動物は、飼い主が病気やケガ・腫瘤に気が付いたときにはすでに手遅れになっていることがあります。
そのため、普段からの健康管理が非常に大切です。毛並みや歩き方、食欲、便の状態を日々観察し、体に異常がないか優しく触ってチェックしましょう。特に食欲を見る時には注意が必要です。器の中の餌が減っていても、頬袋に溜め込んでいるだけで、実は食べていないこともあります。
ハムスターの寿命は約2~3年です。病気やケガの対処は早ければ早いほど、長生きの可能性につながります。
ハムスターの飼育のポイント
健康維持には食事のバランスが重要です。市販のハムスター用ペレットに新鮮な果物や野菜を加えたり、生きたミールワームを隠して探させたり、ヒマワリの種を手渡しで与えるなど、飼い主さまとのコミュニケーションをとることもよいでしょう。甘いもの(ドライフルーツ)や脂肪分の多いもの(ヒマワリ)は、肥満やその他の健康上の問題を引き起こす可能性があるため注意しましょう。
飲水用の水は、毎日新鮮なものを補充し、十分な飲み水を確保して容器もこまめに洗浄しましょう。吸水器の下は垂れた水でカビることがありますので注意してください。
小鳥

鳥類は人、犬、猫などの哺乳類とは全く異なる生物ですが、人に良く慣れ、体を撫でてと要求します。機嫌が良いと楽しそうに歌を唄い、人の言葉を真似します。人と同じ完全な二足脚歩行ができるのに、空も飛べる、何ともユニークで愛すべき動物です。小鳥とはどんな動物かをしっかり理解し、かかりつけ医とうまく付き合えば健康で楽しいバードライフを長く過ごせます。
小鳥の飼育のポイント
小鳥の寿命は、上手にお世話ができると10~20年くらいですが、飼育環境、健康管理によって、小鳥たちの一生の質と寿命が左右されます。
バランスの取れた食餌内容と、適切な運動、さらには運動時のアクシデント・ケガには十分に配慮をお願いします。
また、診察にいらした時は、飼い主様にバードケージから出していただきますので、日々のコミュニケーションの中で、スムーズにストレスなく出せるような練習をしておいていただけると良いでしょう。

