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埼玉で10種混合ワクチンが接種可能な動物病院|関東でも流行!犬のレプトスピラ症は予防できる?

2025.05.29

埼玉で10種混合ワクチンが接種可能な動物病院|関東でも流行!犬のレプトスピラ症は予防できる?

 

最近、関東エリア(埼玉県春日部市、神奈川県、千葉県など)で犬のレプトスピラ症の感染が増加していることをご存じでしょうか? レプトスピラ症は、犬だけでなく人間にも感染する人獣共通感染症です。重症化すると腎臓や肝臓の機能障害を引き起こし、最悪の場合は命を落とす危険もあります。

 

この病気を予防するためには、ワクチン接種が最も効果的な対策です。特に、レプトスピラ症を予防できるのは10種混合ワクチンのみで、5種混合ワクチンには含まれていません。そのため、ワクチンの選択が重要になります。

 

今回は犬のレプトスピラ症について、基礎知識や症状、感染リスク、そして予防法などを詳しく解説します。

 

 

■目次
1.レプトスピラ症とは?
2.犬のレプトスピラ症の症状と感染リスク
3.レプトスピラ症の予防法とワクチン
4.よくある質問(Q&A)
5.まとめ

 

 

 

レプトスピラ症とは?

レプトスピラ症は、レプトスピラ菌によって引き起こされる感染症です。この菌は感染した動物の尿によって排出され、水や土壌を汚染します。犬が感染する主な経路は以下が考えられます。

 

・散歩中や水遊びの際に汚染された水を飲む
・皮膚の小さな傷から菌が体内に侵入する
・感染した動物の尿に触れたものをなめる

 

 

さらに、レプトスピラ症は人間にも感染するため、飼い主様ご自身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。特に、小さな子どもや高齢者、免疫力が低い方は重症化しやすいため注意が必要です。

 

 

犬のレプトスピラ症の症状と感染リスク

犬がレプトスピラ症に感染すると、以下のような症状が現れることがあります。

 

・食欲不振
・発熱
・嘔吐
・黄疸(皮膚や目が黄色くなる)
・腎臓や肝臓の機能障害

 

 

特に、食欲不振や発熱、嘔吐、黄疸は重症化のサインです。これらの症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診してください。

 

<感染リスクが高まる状況>
・キャンプや川遊びの際に汚染された水に接触する
・雨上がりの散歩で水たまりをなめる
・湿度が高い梅雨~夏の時期(菌が繁殖しやすい)

 

 

特に、夏場や梅雨の時期は感染リスクが高まるため、注意が必要です。

 

 

レプトスピラ症の予防法とワクチン

レプトスピラ症を予防する最も効果的な方法は、10種混合ワクチンの接種です。一般的なワクチンには「5種混合」と「10種混合」がありますが、レプトスピラ症の予防効果があるのは10種混合ワクチンのみです。

 

 

「今まで5種混合を接種していたから、今回も同じで大丈夫」と考えるのは危険です。近年の感染拡大を踏まえ、ワクチンの選択を見直すことが大切です。

 

<ワクチンの副反応について>
10種混合ワクチンには、まれにアレルギー反応や倦怠感などの副反応が出ることがあります。接種後は愛犬の様子をしっかり観察し、異常があればすぐに動物病院に相談しましょう。

 

 

<ワクチン以外の予防法>
・汚染された水や土壌に近づけない
・散歩後は足を洗う
・定期的な健康診断を受ける

 

<感染した場合の対応>
レプトスピラ症に感染した場合、治療の基本は抗生物質の投与です。早期に治療を開始することで、重症化を防ぐことができます。

 

 

ただし、症状の進行具合や犬の体調によって治療方法は異なるため、必ず獣医師の指示に従ってください。少しでも異変を感じたら、早めの受診が重要です。

 

 

よくある質問(Q&A)

Q:どこの動物病院でも「10種混合ワクチン」は受けられますか?

A:すべての動物病院で10種混合ワクチンを取り扱っているわけではありません。事前に病院に確認することが大切です。

 

例えば、おがわ動物病院では、5種混合と10種混合の両方を取り扱っております。

 

Q:5種混合と10種混合、どちらのワクチンを選ぶべきですか?

A:犬の年齢や健康状態、生活環境によって適切なワクチンは異なります。どちらが「良い」という絶対的な答えはありません。

 

おがわ動物病院では、ワクチン接種時に「効果や副反応」「最近のレプトスピラ症の流行状況」について説明し、飼い主様に納得して選んでいただけるようにしております。

 

Q:事前予約なしでもワクチン接種はできますか?

A:おがわ動物病院では、予約なしでもワクチン接種が可能です。ただし、10種混合ワクチンは副反応の可能性があるため、何かあった際に対応できる午前中の来院がおすすめです。

 

 

まとめ

レプトスピラ症は、犬だけでなく人間にも感染する危険な病気です。特に関東エリアでは感染の報告が増えているため、予防が欠かせません。

 

ワクチン接種による予防が最も効果的ですが、10種混合ワクチンでなければレプトスピラ症の予防はできません。愛犬の健康を守るために、適切なワクチンを選び、定期的な健康チェックを行いましょう。

 

 

当院のワクチン接種についてはこちらから

 


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知っておきたい人獣共通感染症|愛犬や愛猫との安全な暮らしのために

 

 

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